坐骨神経痛

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛になると、いろいろな症状が出ます。

・腰の痛み、臀部の痛み

・太ももの裏、足へかけての痛み、しびれ

・痛みのため歩行が困難になる

・足に力が入らなくなる

・足が冷えやすくなる

足が冷えやすくなるのは、血液循環が悪くなって足に血液が行きにくくなると説明しているサイトが多いです。 しかし、坐骨神経痛のひとつの症状として、足が冷えるのは足の血行が悪くなったからではありません。

ではなぜ足が冷えるのでしょうか それは、足にある温度を感じるセンサー(受容器)の閾値が下がったためです。 閾値が下がるというのは、そんなに低い温度でなくてもセンサーが反応し、その情報を脳に送るために冷えを感じやすいということなのです。

ではその閾値が下がったのはどうしてでしょうか。 それは、足にある筋肉のバランスのくずれが大きくなったためです。 筋肉のバランスのくずれとは、片方の筋肉が縮んで、もう片方の筋肉が緩むということです。

正常な筋肉の状態から、縮みすぎたり、緩みすぎたりしますと、筋肉にある痛みを感じるセンサーや温度を感じるセンサーが影響を受けて、その感度が変化して痛みや冷えを感じやすくなるということなのです。

ですから、痛みや冷えを感じやすくなっている状態を改善するには、縮みすぎた筋肉は緩めて、緩みすぎた筋肉は縮めれば良いわけなのです。

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坐骨神経痛と大腿神経痛

足の痛みやシビレの症状の方は良く来られます。 そのような症状のある方は、御自分の症状が坐骨神経痛だと思っていらっしゃる方が多いです。

しかし、足の痛みやシビレの症状が出ている場所によって呼び名が違います。 足の前や外側の部分にでる痛みやシビレは、「坐骨神経痛」ではなく「大腿神経痛」と呼ばれています。

一方「坐骨神経痛」は、お尻からふとももの裏側、ふくらはぎなどに痛みやシビレなどの症状が出ます。

大腿神経は腰椎1番~4番から出ている神経で、坐骨神経は腰椎4番~仙骨3番から出ている神経です。 症状が出る割合としては、大腿神経痛は坐骨神経痛に比べて数は少ないです。 体の構造上、上部腰椎(腰椎1番~3番)よりも下部腰椎(腰椎4番~5番)に負担がかかりやすいため数の上で大腿神経痛よりも坐骨神経痛が多いと考えられます。

実際、椎間板ヘルニアや腰椎分離症・腰椎すべり症は上部腰椎よりも下部腰椎に起こることが多いようです。

他の整体などでは、大腿神経痛と坐骨神経痛の施術方法を分けて施術しているところもあるようですが、当院では施術方法を分けて施術することはありません。

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坐骨神経痛の原因

この坐骨神経痛は病名ではなく、あくまでも症状名です。

原因

お尻とか脚の後側などが痛い時に、病院で診てもらうと、たいてい椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症などが原因、つまり腰の骨が原因だと言われること多いです。

で、その症状がひどい時に、ヘルニアなどの骨の異常を手術で処置をします。 ところが、手術して骨の異常を正しても、症状が改善しないこと多いのです。

ですから、アメリカでは椎間板ヘルニアの手術はほとんど行われていません。
手術しても結果が良くないということが分かっているからです。 日本でも最近は、こういった坐骨神経痛の症状は骨が原因ではなく筋肉の問題ではないかという流れになってきています。

しかし、整形外科ではいまだに坐骨神経痛の症状は骨の異常が原因だと言っています。

私は、坐骨神経痛と言われている症状の原因は、内臓器官(消化器系、泌尿器系、生殖器系などの臓器)の働きの異常によるものが多いのではないかと考えています。

特定の内臓器官の働きが悪くなると、その内臓器官に関連する脚(ふくらはぎ、ふともも)、足にある筋肉が収縮(縮み)して、脚(ふくらはぎ、ふともも)の痛み、足の痛み、しびれなどが発生することがあります。
この現象は、内臓-体性反射と言われます。

ただ、特定の内臓器官の働きが悪くなったとしても、必ずしも痛み、しびれ、麻痺などの症状が出るわけではありません。
殿部、太ももの筋肉、筋膜などの組織に硬結(しこり)がある人が、坐骨神経痛の症状が出やすくなると考えられます。

筋肉の硬結(しこり)は、いろいろな原因で筋繊維が損傷し、それが完全に修復されずに硬くなったものです。

では、なぜ筋肉、筋膜などの組織に硬結(しこり)があると、坐骨神経痛の症状が出やすくなるのでしょうか? それは、体を動かした時に、その硬結(しこり)の部分が引っ張られるからです。

また、体を動かさなくても坐骨神経痛の症状が出る時があります。
それは、その時の姿勢が、ちょうどその硬結(しこり)の部分が引っ張られるような体勢になっているからです。
ですから、その時はすこし姿勢を変えれば、症状が薄らぐこともあります。

でも、筋肉、筋膜などの組織に硬結(しこり)が存在しますから、その硬結(しこり)を無くさないかぎり坐骨神経痛の症状は出ます。

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坐骨神経痛の施術方法

上記したように坐骨神経痛の症状は、内臓の働きが悪く、そして殿部、太もも、ふくらはぎなどの筋肉、筋膜などの組織に硬結(しこり)がある人が、出やすいわけです。

ですから、内臓の働きを高め、尚且つ組織に硬結(しこり)が解消されるような施術をすれば、坐骨神経痛の症状は改善されていきます。

当院での施術は、他の整体の施術法のように組織に硬結(しこり)があるからと言って、その部分を直接調整することはありません。

当院では、体のバランスが取れるような調整を行い、内臓の働き、組織の硬結(しこり)を改善し、坐骨神経痛の症状が良くなるようにします。

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坐骨神経痛Q&A

Q.ストレッチをすれば坐骨神経痛は良くなりますか?

ストレッチは、いろいろ本が出ていますので、坐骨神経痛の症状のある人はやっている人が多いです。 しかし、ストレッチをやって症状を悪化させる人も少なくないようです。

どうしてストレッチをやって、症状を悪化させるのでしょうか?

・体の状態(体のゆがみ方)を確かめずにストレッチを行った

・ストレッチの回数が多すぎた

・ストレッチをする時に筋肉を伸ばしすぎた

ストレッチを行って症状を悪化させるのは、だいたい上記のようなことが原因のことが多いです。 ですから上記のことに気をつけてストレッチを行えば、坐骨神経痛の症状を改善させることも可能です。

しかし、そうは言っても、ちょっとしたことで効果が全然違ってきますので、実際に効果を出すのは難しいです。

Q.プールで歩行運動をすると坐骨神経痛は良くなりますか?

症状が軽い人だと、良くなる可能性はあるかもしれませんが、痛みがひどくなっていると、プールでの歩行運動 での症状解消は難しくなると思います。

水中での歩行運動は、筋肉を鍛えることによって坐骨神経痛の症状を改善させることを狙っているようです 。

しかし、筋肉を鍛えたからといって症状が改善されるわけではないのです。

整体で施術すると、坐骨神経痛が改善されますが、施術によって筋肉が鍛えられるから症状が良くなるわけではなく、筋肉のアンバランス状態が改善されるため症状が良くなるのです。

ですから、プールでの歩行運動によって坐骨神経痛が改善される人がいるのは、筋肉が鍛えられるからではなく、筋肉のアンバランス状態が良くなるためなのです。

Q. 姿勢を良くすると坐骨神経痛は良くなりますか?

残念ながら、姿勢を良くしても坐骨神経痛の症状は、良くならないでしょう。

坐骨神経痛という症状があるわけですから、筋肉のバランスがくずれて姿勢が悪くなっていますが、それを無理に姿勢を良くしようと思っても、筋肉に負担がかかるだけで、体にはなにも変化はありません。

坐骨神経痛の症状を良くするには、筋肉のバランスを整えて、姿勢の悪い状態を改善するように施術をする必要があります。

Q.筋トレをすると坐骨神経痛は良くなりますか?

筋トレでは、坐骨神経痛の症状改善は難しいでしょう。

筋トレをすると、筋肉が鍛えられて症状が改善されると思っている人もいるかもしれません。 しかし、逆に症状を悪化させる可能性もあります。

筋トレをすると、筋肉に負荷がかかり、筋肉の緊張が強くなるために、症状が悪化するわけです。

ですから、筋肉の緊張を減らすには、筋トレ以外の方法を行った方が、坐骨神経痛の症状の改善は早くなります。

Q.コルセットを使っていますが、なぜ良くならないのですか?

コルセットを腰に巻いても症状が良くならないわけですね?

どんなものでもそうですが、使い方によって症状に変化が出たり、出なかったりします。 また、使い方によっては症状を悪化させることもあります。

それはなにもコルセットだけではありません。テーピングでもそうです。

ですから、コルセットも巻き方をちょっと工夫するだけで、その効果はまったく違ってきます。

坐骨神経痛も症状の原因がいろいろありますから、一概には言えませんが、コルセットを巻く時に筋肉のバランスが取れるように工夫すれば、症状が変化するでしょう。

筋肉のバランスが取れるというのは、体の歪みが改善すると言う意味です。

コルセットの巻き方の工夫と言っても、漠然としていますね。

坐骨神経痛の症状がある時は、骨盤のねじれ方が大きくなっています。 ですから、コルセットを巻く時は、骨盤のねじれが良くなるような巻き方をすると、症状が改善する時があります。

コルセットを巻く前と巻いた後に首を左右に回してみて、コルセットを巻いた後に首の回り方が改善していれば、骨盤のねじれが良くなっていますので、坐骨神経痛の症状も改善する可能性があるでしょう。

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