腰痛

腰痛Q&A

Q.腰痛は1回で良くなりますか?

時々電話で腰痛なのですが、一回で治りますかと聞かれることがあります。 そういう質問には、はっきりいってどう答えていいか返答に困ります。

「一回で良くなることもありますし、何回も施術しなければ良くならないこともあります。 腰痛といっても、いろいろな原因がありますのでと答えています。」

多分そういうような事を電話で質問されるのは、整体を一度も受けた経験がなく他の人が どこかの整体を受けたら一回の施術で良くなったという噂を聞かれたのでしょう。

いろいろな所へ治療に行かれた経験のある方は、そういう質問はされません。 確かに私のところでも、一回の施術で良くなったと言われることもあります。

しかし、そんな人ばかりではありません。 何年何十年も経って症状がこじれている場合は、良くなるまでは時間がかかることがあります。 むしろそういうことの方が多いでしょう。 やはり症状がなかなか良くならない方は、それなりの理由があると思います。

Q.マッサージを受けると腰痛が楽になります。でも、1日しかもちません?

マッサージ

マッサージは、だいたい痛みのある腰の部分の筋肉を揉みます。そうすると、筋肉の緊張が緩和されて楽になります。痛みがある腰の部分を施術することを、対症療法と言います。

腰の部分の筋肉に痛みが出るのは、あくまでも結果であって、痛みを出す原因は腰の部分以外のことが多いのです。

ですから、その原因の部分が施術されなければ、いつまで経っても腰痛の症状は良くなっていきません。

一時的に楽になるのと、だんだん症状が良くなっていくのでは、まったく違います。 それでもマッサージを受け続けますか?

Q.「ぎっくり腰」が起こるのはなぜ?

腰痛

「ぎっくり腰」が起きる原因は、腰骨(腰椎)の老化とか諸説あります。

しかし、私は風邪を引くのと同じだと考えています。
つまり、体にたまった疲労を解消するために、腰の部分に痛みが出ているだけなのです。 けっして腰骨(腰椎)の老化ではないのです。

ギックリ腰の原因が仮に腰骨(腰椎)の老化だとしたら、常時ギックリ腰の状態が続くはずです。 でもそんなことはないですよね。

ズーッとぎっくり腰の状態が続いていたら、日常生活もままないですし、仕事も出来ません。中にはそういう人もいますが、普通は少しの期間は腰が痛くてどうしようもないこともありますが、ある程度の日数が経てば、痛みはなくなります。

腰の痛みがなくなったということは、たまっていた疲れが抜けたということだと思います。

度々ぎっくり腰を起こす人は、それだけ日ごろから、疲れをためているということなのでしょう。

ですから「ぎっくり腰」を起こさないようにするには、腰の筋肉の部分に疲労がたまらないように、気をつけることです。

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精神的ストレスによる腰痛

腰痛は、精神的ストレスが原因の時もあります。

精神的ストレスによって腰痛になるのは

精神的ストレス

交感神経の緊張

内臓

大腰筋の緊張

反り腰

腰痛

という図式になります。

ところが、精神的ストレスを受けても、腰痛にならない人もいます。 そういう人は、ストレス耐性がある人なのでしょう。

しかし、いくらストレス耐性があると言っても、長期間に渡って精神的ストレスを受け続ければ、交感神経の緊張が高まり、内臓(大腸)の働きが悪くなって限度を越えれば、腰痛が出てきます。

また、元々内臓の働きの悪い人は、精神的ストレスを受けると、大腰筋が緊張し反り腰になり腰痛になりやすくなります。 ですから、誰でも精神的ストレスによって、腰痛になる可能性があるということです。

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外傷による腰痛

腰を強くぶつけた、重いものを持ち上げた時に腰に痛みが走った、骨盤、腰椎を骨折したなど腰の部分に直接外からの力がかかって腰に痛みが出るというものです。

これらの外傷による腰痛は、たとえ腰の骨を骨折したとしても、痛みが出ているのはすべて軟部組織(筋肉、筋膜、靭帯、関節包など)からです。

骨が折れると腰の痛みがひどいようなイメージがあります。
しかし骨には神経はありませんので、けっして骨が痛いということはありません。

外傷と言っても、手足などの怪我の影響で起きる場合もあります

誰でも、手足の骨折または足首の捻挫、肉離れなどの怪我を一度くらいは経験します。 怪我をしても、その時の痛みなどの症状自体は、割と早くなくなります。

痛みなどの症状がなくなっても、その後の影響が大きいです。 現在、腰痛などの症状のある人は多かれ少なかれ、過去の手足の怪我の影響が出ている人が多いと考えられます。

手足の骨折または足首の捻挫、肉離れなどの怪我の影響で、腰痛などの症状が出るのは、怪我した部位の組織が回復していないからです。 組織の回復というのは、痛みなどの症状が無くなることではありません。

怪我をした部位は、瘢痕組織になります。 瘢痕組織とは、簡単に言えば傷跡です。 傷跡の部分は硬くなっていて、伸びにくくなります。 伸びにくくなると、皮膚、筋肉などの軟部組織の移動がしにくくなりますので、そのことが原因で体のあちこちに影響を与え、その結果腰痛になりやすくなります。

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腰痛と薬

腰痛でまったく動けない期間が長い人がいます。 そういう人は、精神的ストレス、肉体的な疲労、過去の怪我の影響があると思います。

でも、腰痛が悪化するのは、それだけではありません。 内臓の働きが悪くなって、動けなくなるほどのひどい腰痛になることもあります。 内臓の働き悪くなる原因として、消炎鎮痛剤などの薬の常用もあります。

腰痛が出るたびに、消炎鎮痛剤などの薬の服用を続けるうちに内臓の働きが悪くなり、 腰の状態がだんだん悪くなっていくというわけです。

皆さん腰痛が出ると、気軽に痛み止めの薬(消炎鎮痛剤)を服用しています。 しかし、消炎鎮痛剤は、内臓に影響を与えるから、常用しないようにして下さいと言っている医師もいるくらいですから、作用もありますが副作用も大きいのです。

ですから、腰痛が出ても症状がひどいうちは仕方ない面もありますが、症状が軽くなってきたら、なるべくなら痛み止めの薬(消炎鎮痛剤)の服用は控えた方がよろしいかと思います。

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背骨の溝がない

腰痛の人がみえた時、背骨を観察すると本来あるべき背骨の横にある溝が無くなっている人があります。 背骨の溝がなくなっていると、手で触れた時ちょうど一枚の板を触れたような感触があります。

そういう人の体は、骨盤の上部が後ろに傾いており背骨のS字カーブも少なくなり、ちょうど一本の棒のような形になっています。

そのような背骨の形になるのは、消化器系の内臓などの影響を受け筋肉のバランスがくずれるためです。 実は腰痛は、そういった内臓の弱りから起きていることが非常に多いです。

ですから、内臓の働きが良くなっていけば筋肉のバランスのくずれも解消し、背骨のS字カーブも体の調子が良かった時の状態に戻ります。 その結果背骨の溝もしっかり出来てきます。

ただ、そうは言ってもなかなか内蔵の調子が戻らないと、背骨の状態も元の状態に戻りにくく腰痛もなかなか解消されません。

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特定の動作によって腰に痛みが出る

・腰を反らした時に痛みが出る
・腰を前に倒した時に痛みが出る
・腰を捻ると痛みが出る
・腰を横に倒すと痛みが出る

腰を動かした時に痛みが出る動作には、上記したように4種類の動作があります。

腰を反らした時に痛みが出る

この動作をした時に腰の痛みが出るのは、体の前面特に胸の筋肉、筋膜などが緊張していることが、原因の時があります。

ですからそういう場合は、上体を丸くした姿勢にすると、腰を反らした時の痛みが若干薄らぐことがあります。
ですが、基本的には腰を反らす時に働く筋肉の緊張によって腰に痛みが出ます。

腰を前に倒した時に痛みが出る

この動作をした時に腰の痛みが出るのは、体の後面特に腰より上の背中の筋肉、筋膜などが緊張していることが、原因の時があります。

その時は、胸を開くような姿勢にすると、腰を前に倒した時の痛みが薄らぐことがあります。 しかし、これも基本的には腰を前に倒す時に働く筋肉の緊張によって腰痛が出ます。

腰を捻ると痛みが出る

この動作をした時に腰に痛みが出るのは、腰の捻る時に働く筋肉の緊張による痛みです。

腰を横に倒すと痛みが出る

この動作をした時に腰に痛みが出るのは、腰を横に倒す時に働く筋肉の緊張による痛みです。

上記したように、筋肉はそれぞれ体を前後に倒した時、捻る時、横に倒す時に働く筋肉があります。

具体的に施術する方法としては、例えば、腰を前に倒した時と横に倒した時に痛みが出るとしたら、腰を前に倒す時に働く筋肉と、横に倒す時に働く筋肉を調整すれば、腰の痛みは改善されます。

ですから、腰に痛みが出るからといって、腰の筋肉をただ揉んだりするだけでは、腰痛の改善は出来ないわけです。

ただ実際の施術では、この考え方を応用した方法で体の調整を行います。

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腰痛のセルフケアについて

インターネット、本などに、腰痛を防ぐセルフケアの情報が載っています。 その方法の主だったものを上げてみます。

・猫背にならないように気をつける

・イスに座る時に脚組みをしない

・立っている時に片足荷重にならないように、両足に荷重をかける

・肩掛けバッグを肩にかける時は、片方の肩ばかりにかけずに時々は反対側にもかける

などです。

上記のことを要約すると、偏った体の使い方をしないということのようです。

しかし、上記のことに気をつけたとしても、けっして腰痛の予防にはなりません。

猫背など姿勢が悪くなった人が、姿勢を正そうとすると、かえって体に負担になり腰を痛めてしまいます。

また、イスに座る時に脚を組むのも、体が楽だからその姿勢をしているのです。 それを無理に足を組まないようにまっすぐすわると、逆に体に負担になります。

ですから、結論としては腰痛セルフケアと称してなにかするよりも、自然にしているのが一番です。

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